


新しいマネジメントモデルとして「フェアな組織」と「成長の持続」を実現するというビジョンに向け、
創業時より大事にしている考え方があります。


たとえば会議。
自分本位な人は、誰かが会議に遅れると自分の時間が奪われると考え、他人の遅刻をみこして遅刻し、負い目も感じません。
でも他人本位な考え方をする人は、自分が遅れることで誰かの時間を奪うと感じ、遅れまいと考え時間より先に準備をします。
みなが相手の事を考え、自己本位に走らないことでチームとしては本当の最適が実現できるのです。
同じようにコミュニケ―ションというものに対し、
エスキュービズムでは本質を考え、
単に面白いことを言えることではなく、相手が言いたいことを正しく理解し、
相手が理解しやすいように相手本位で伝えることだと考えます。

仕事はチームで成し遂げるものです。決して一人では大きな価値は創造できません。
だから価値を生み出すには、自分ができないことを誰かにやってもらう必要があります。
マネジメントはもちろんのこと、プレーヤーでもそれは変わりません。
スキルを磨いて自分でできるようになるのではすぐ限界が訪れます。
だから大きな価値発揮のために人格がより重要だと考えます。
嫉妬や変なプライドや妬みなく、人格者どおしで仕事をするのは非常に気持ちがよいものです。

日本では、特に学生の間は、おおよそのレールが敷かれており、
そこでは一般的とされる価値観のもと「正解」が用意されています。
しかし実際の世の中には真の「正解」はなく、数ある選択肢の中から自分で「正解」を決めるしかなく、
もっと言えば、選択したものを自分の力で正解にすると決めるしかないと考えています。
自分で「決め」て自分で「やりきる」、そこに「言い訳」はありません。

達成できるかどうかわからない「未来」に挑戦することよりも、
現在の「何か」を失うことを怖れる人は多いと思います。
しかし、「今」を守りきる方が難しい時代です。
今のポジション(肩書き、収入)や過去の栄光にしがみつくのではなく、
世の中の変化を先読みし、 自分自身も変化し続けることが成長へとつながります。
新しいことへ取り組むときに大事なのは、 「どうやったらできるのか」を考えること。
できない理由を100個並べても、前には進みません。
人類の歴史を振り返ってみても、不可能だと思われていた壁を「誰か」が突破してきました。
壁を突破したのは、例外なく「どうやったらできるのか」を考え続けた人です。

何かの目的に向かい、チームで事を成し遂げるには必要なタスクを誰かがやる必要があります。
その中にはやりたいと思っていない仕事もあるかもしれません。
しかし価値を発揮して対価をもらう以上、やりたいかどうかにかかわらず、やるべき仕事であればやらなければいけません。
仕事とは、チーム全員がやるべきことを行い、一人では生み出せない大きな価値を生み出すこと。
そのためにチームの一員としてつべこべ言わず、やるべきことをきちんとやる、それがプロフェッショナルだと考えます。
またそれは同時に、より大きな目標達成へ貢献したいと思う人格を有することにつながると考えます。

組織には様々な仕事があり、それを誰かが終わらさなければいけません。
しかし目の前の1つを自分でやるやらないで、報酬や評価をいちいち変えることは非現実的です。
その結果、やったもん負けが発生し、仕事を押し付けたもん勝ちが発生します。
そして一旦これが起こってしまうと、組織としてモラルハザードのバッドスパイラルが加速していきます。
全員が目標に向かってできることを自ら行い、やった人をきちんと評価する、これしか防ぐ方法はありません。
知的付加価値が大きく、製品やサービスが目に見えず、個人のアウトプットの差が大きい事業をやっているからこそ、
創業時より特に気をつけていることです。
