


「フェアな組織」
「成長の持続」
この2つを長期的に実現できる組織を構築することにより、
メンバーをはじめ関わる人すべての”長期的な”シアワセの最大化を目指します。
これを国レベルに置き換えてください。
「経済が持続可能に成長し、フェアな社会システムを実現することにより、国民のシアワセを最大化する。」
これが我々が理想と考える形です。
様々なしがらみや過去の慣習により目先の改善では限界を迎えている現在の日本において、
この理想を0ベースで、まずは企業レベルで追求することで、
我々が社会に対して新たな組織モデルを提示したいと考えます。
つまり、エスキュービズムは20世紀型のマネジメントで限界を迎える世の中に対し、
21世紀のおける新しいマネジメントモデルの提示を目指します。

現在日本で起きている資本市場の限界は、
企業は永続することを元に法律が構成されている一方で、
資本の論理ではある一定の期限を区切った上でその間の利益を最大化することを求めることにあります。
永続を追及する企業の事業を行う社員と、
ある時点までの利益のみ考える株主は、
利益受容の時間軸が真反対でありこれが経営にとって非常に難しい問題です。
割引現在価値が論理的に完全に機能していれば両社はイコールとなりますが、
情報の非対称性(偏在)とリスクの不確実性により決してイコールとはなりません。
特に数年単位の短期での利益を最大することを志向する近年の資本の論理において、
数年以上先の不確実な利益のための投資は株主にとって好ましくないと捉えられがちです。
しかし社員にとって投資は、10年先、20年先の雇用を生み出す最も重要な事項です。
グローバル化が進展しマネーが短期的最大化をもとめて瞬時に移動するようになった結果、
こうした時間軸の違いが限界を超え始めているのが現代の市場であり、
現在の資本市場は、事業投資、雇用の観点から持続可能な成長を目指す形になっていません。
| ※ | 基本的に一企業である一定期間以上働くことを前提とするマインドの強い日本では、 株主のみを単に所有者として考える欧米型資本論理とギャップが大きいことが背後にあります。 ただ、働かざるもの食うべからずの考えが薄れ楽して安定を求めることが可能になる、 労働者の手厚い保護は、モラルハザードがおきやすく被雇用者側のも問題があります。 (そのためエスキュービズムでは、企業組織はコミュニティーだという考えを取り入れる一方、 個々の人格成長を重視します) |

現在起きている社会の限界は、
世代間の利益対立に集約されると考えます。
そしてその根底にあるのは社会ストックの評価の問題です。
今の社会があるのは年配者の功績であり、年齢が高いほどその貢献の総量は大きいです。
しかし現在日本社会で起きている問題は、その過去のストックに対する年配者に対する支払いが、
経済成長の停滞する現在のフローで賄いきれないことにあります。
年配者の過去のストックに対する期待値は高成長時の成長率の期待値のままですが、
現実の社会は低成長成熟社会です。
年配者としては過去に期待した高い支払いが受けられず不満である一方、
年少者としては現在の成長率よりはるかに高い支払いが行われていることが不満となります。
このストックの評価と期待値、フローとの整合性が限界を超えて乖離し、
すべての世代が不満を抱えているのが現代の社会だと考えます。
